韓国語の数字の使い分け①:漢数詞(日付・値段・電話番号)を徹底解説!
こんにちは。
ハングルライフ、運営者の「ホシ」です。
韓国語の勉強を始めると、多くの人が最初の壁として感じるのが数字の表現ですよね。
特に、韓国語の数字の使い分け①:漢数詞(日付・値段・電話番号)のルールは、日常会話で必須になるためしっかりマスターしておきたい部分です。
私自身も最初は戸惑いましたが、漢数詞と固有数詞の違いや使い分け表を頭の中で整理できるようになると、一気に視界が開けました。
この記事では、漢数詞の簡単な覚え方やゴロ合わせをはじめ、韓国語で日付を伝える際の表現や発音の例外、そして韓国語での値段の読み方とお金の表現などを徹底的に解説していきます。
また、旅行中や友達作りで欠かせない韓国語の電話番号の読み方とハイフンについての知識や、韓国語の数字である16の発音(십육)に関する特殊なルール、さらには韓国語の漢数詞で起きる連音化のルールについても詳しく掘り下げます。
韓国語で値段を言う際に1を読まないルールや、韓国語の電話番号におけるゼロの読み方など、知っておかないと実際の会話で「あれ?」とフリーズしてしまうポイントを網羅しました。
この記事を最後まで読んでいただければ、もう数字で迷うことはなくなるかなと思います。
ぜひリラックスして、一緒に楽しく学んでいきましょう。
この記事で分かる事
- 漢数詞と固有数詞の決定的な違いと日常生活における具体的な使い分けのルール
- 0から万までの漢数詞一覧と日本語の音読みを活かした忘れないための覚え方
- 日付や値段や電話番号を伝える際の実用的な表現と絶対に覚えるべき発音の例外
- 連音化や16の特殊な発音変化などネイティブのように話すための実践的な応用ルール
基礎:韓国語の数字の使い分け①:漢数詞(日付・値段・電話番号)
まずは、韓国語の漢数詞の基本的な仕組みと、日常生活で最もよく使う場面である日付や値段、電話番号での使い方について見ていきましょう。
ここをマスターするだけでも、韓国でのショッピングやカフェでの注文、スケジュールの確認がぐっと楽になりますよ。
基本のルールは一度理解してしまえばとても論理的なので、焦らずに一つずつ確認していきましょうね。
韓国語の漢数詞と固有数詞の違いや使い分け表
韓国語の数字を学ぶ際、最初に理解しておかなければならないのが、数字には大きく分けて「漢数詞」と「固有数詞」の2種類が存在するということです。
これが、日本人学習者が「韓国語の数字は難しい」と感じてしまう最大の理由かもしれませんね。
まず「漢数詞」ですが、これは文字通り漢字の音読みに由来する数字の読み方です。
日本語でいうところの「いち、に、さん、し、ご…」にあたります。
歴史的に中国から漢字文化が伝わってきた際に入ってきた言葉のグループ(漢字語)ですね。
漢数詞は、主にスケールの大きい数字や、数学的な数値、順番を表す際に使われます。
具体的には、本記事のテーマでもある「日付(年月)、値段、電話番号」をはじめ、分数や小数、建物の階数、時間の中でも「分・秒」を表すときに使われるのが特徴です。
一方で「固有数詞」は、大昔から韓国に独自に存在している数字の読み方です。
日本語でいう「ひとつ、ふたつ、みっつ、よっつ…」にあたります。
こちらは主に、物を数え上げるときに使われます。
「年齢(〜歳)」や「個数(〜個)」「人数(〜名)」、そして時間の中でも「〜時」を表す際に使われます。
固有数詞は1から99までしか存在せず、100以上はすべて漢数詞で表現するというルールもあります。
この2つの使い分けは、最初はとても混乱すると思います。
「あれ?この場合はどっちを使うんだっけ?」と迷う場面が必ず出てきます。
でも安心してください。
日本語でも「1個(いっこ)」とは言いますが「ひとつ個」とは言いませんし、「1階(いっかい)」とは言っても「ひとつ階」とは言いませんよね。
それと同じで、韓国語にも「この単位にはこの数詞がくっつく」という決まった組み合わせがあるんです。
✨ 漢数詞と固有数詞の使い分け
時間の表現に関する超重要・要注意ポイント
時間を言うとき、韓国語では非常に厄介な混在ルールが発生します。
「◯時」は固有数詞を使いますが、「◯分・◯秒」は漢数詞を使います。
例えば「1時10分」と言いたい場合、「ハンシ(固有数詞の1) シップン(漢数詞の10)」と、2つの数詞を混ぜて使わなければなりません。
これは初級者が必ず引っかかるポイントなので、今のうちから「時間はミックスされる」と意識しておくと後が楽になりますよ。
韓国語の漢数詞一覧や簡単な覚え方とゴロ合わせ
漢数詞は漢字の音読みから来ているため、日本語の音読みと発音が似ているものが非常に多いです。
日本人にとっては、固有数詞よりも圧倒的に覚えやすいのが嬉しいポイントですね。
まずは0から万までの基本の形をしっかりインプットしてしまいましょう。
基本の漢数詞一覧(0〜10、百、千、万)
声に出して何度か読んでみてください。
どこか聞き馴染みのある響きがあるはずです。
🔢 基本の漢数詞マスターカード
0: 영(ヨン) または 공(コン)
1: 일(イル)
2: 이(イ)
3: 삼(サム)
4: 사(サ)
5: 오(オ)
6: 육(ユク)
7: 칠(チル)
8: 팔(パル)
9: 구(ク)
10: 십(シプ)
100: 백(ペク)
1,000: 천(チョン)
10,000: 만(マン)
いかがでしょうか。
「3(サム)」「4(サ)」「7(チル)」「8(パル)」「9(ク)」あたりは、日本語の「さん、し、しち、はち、く」とかなり似ていますよね。
このように、日本語の漢字の響きとリンクさせて覚えるのが一番手っ取り早く、確実な覚え方です。
少しだけ発音のコツをお伝えすると、パッチム(子音で終わる音)に注意が必要です。
「1」の「일(イル)」や「7」の「칠(チル)」、「8」の「팔(パル)」にある「ㄹ(ル)」のパッチムは、日本語の「ル」のように口を尖らせて発音するのではなく、舌の先を上の歯の裏側の歯茎にピタッとくっつけて音を止めるイメージで発音すると、とてもネイティブっぽく聞こえます。
発音が似ているグループで覚えるコツ
漢数詞を覚える際は、日本語の音読みとセットにして頭に入れると忘れにくくなります。
🤝 完全に似ている組
3(三:サン→サム)、4(四:シ→サ)、9(九:ク→ク)
👅 チ・ツで終わる漢字は「ル」になる組
1(一:イチ→イル)、7(七:シチ→チル)、8(八:ハチ→パル)
この法則を知っておくだけで、丸暗記する労力がグッと減りますよ。
「一、七、八」は日本語だと最後に「チ」がつきますが、韓国語の漢数詞では「ㄹ(ル)」のパッチムに変換される、と覚えておいてくださいね。
韓国語で日付を伝える際の表現や発音の例外
日常生活で漢数詞を最も頻繁に使う場面の一つが「日付」ですね。
ホテルの予約、飛行機の日程、友達との約束など、日付(年・月・日)を表す際は、すべてこの漢数詞を使用します。
年・月・日を表す韓国語は、それぞれ漢字語で「년(ニョン/年)」「월(ウォル/月)」「일(イル/日)」となります。
まず「年」の表現ですが、これは日本語と全く同じ感覚で数字を並べるだけでOKです。
例えば、2024年であれば、2(이/イ)、1000(천/チョン)、20(이십/イシプ)、4(사/サ)をそのまま繋げて「이천이십사년(イチョンイシプサニョン)」となります。
1999年なら「천구백구십구년(チョングベックシプクニョン)」ですね。
桁が多くなると早口言葉のようになりますが、ルール自体はとてもシンプルです。
次に「月」の表現ですが、基本的には「1(イル)+월(ウォル)=1月」のように漢数詞を当てはめていくだけなのですが、ここで絶対に覚えておかなければならない超重要な発音の例外が2つあります。
韓国語の試験(TOPIKやハングル検定)でも、日常会話でも本当によく出てくるひっかけポイントです。
6月と10月の例外ルール(超重要!)
本来のルール通りに組み合わせると、以下のようになるはずですが、実際には発音が変化します。
🚨 6月の例外
육(ユク)+월(ウォル)= 육월 ではなく 유월(ユウォル) となります。
🚨 10月の例外
십(シプ)+월(ウォル)= 십월 ではなく 시월(シウォル) となります。
パッチムの「ㄱ(ク)」と「ㅂ(プ)」がスッポリと脱落してしまうんですね。
なぜこのような例外が生まれたかというと、単に「発音しにくいから」です。
「ユグォル」「シボル」と発音するより、「ユウォル」「シウォル」と発音した方が滑らかで美しい響きになるため、長い歴史の中で発音が変化し、それが正式なルールとして定着しました。
この2つだけは理屈抜きで、特別な単語として暗記してしまいましょう。
最後に「日」の表現ですが、こちらも「漢数詞+일(イル)」の組み合わせです。
ただし、この「일(イル)」がくっつくことで、韓国語特有の「連音化(リエゾン)」という現象が激しく起こります。
これについては、後半の応用編でさらに詳しく解説していきますね。
韓国語での値段の読み方とお金の表現
韓国旅行の醍醐味といえば、美味しいグルメや可愛いコスメのショッピングですよね。
お店で「これいくらですか?(이거 얼마예요? / イゴ オルマエヨ?)」と聞いたときに、店員さんが答えてくれる数字を聞き取るためには、値段やお金の表現に慣れておく必要があります。
韓国の通貨単位は「ウォン(원)」で、もちろんこれも漢数詞と一緒に使われます。
韓国の物価や通貨の桁数は日本と異なるため、最初はゼロの多さに驚くかもしれません。
大まかな感覚として、「韓国の1,000ウォン=日本の約100円」とイメージしておくと計算がしやすいです。
例えば、「1,000ウォン」は漢数詞の「천(チョン)」に「원(ウォン)」をつけて「천원(チョヌォン)」と発音します。
ここでも連音化が起きて「チョン・ウォン」ではなく「チョヌォン」と滑らかに繋がる点に注意してくださいね。
桁数が大きくなっても、基本的には日本の数字の数え方と全く同じように、万、千、百、十の位に分けて漢数詞を当てはめていけば大丈夫です。
💰 金額の組み立て方ガイド
💴 5,000ウォンの場合
오(オ)+ 천원(チョヌォン)= 오천원(オチョヌォン)
💴 15,000ウォンの場合
만(マン)+ 오천원(オチョヌォン)= 만 오천원(マン オチョヌォン)
💴 50,000ウォンの場合
오(オ)+ 만원(マヌォン)= 오만원(オマヌォン)
韓国のお札で一番金額が大きいのは「5万ウォン札」で、黄色いお札に申師任堂(シン・サイムダン)という有名な女性の肖像が描かれています。
市場や屋台では現金でのやり取りもまだ残っていますが、最近の韓国は超キャッシュレス社会なので、クレジットカードの決済端末に表示される数字を見て、頭の中で漢数詞に変換する練習をしておくと実用的かなと思います。
補足:通貨の変動と公的な情報源について
先ほど「1,000ウォン=約100円」と書きましたが、為替レートは世界情勢などにより毎日リアルタイムで変動しています。
数年前と比べると円安が進んでいる時期もありますので、旅行やビジネスで正確な金額を把握する必要がある場合は、必ず最新のレートを確認してくださいね。
韓国の基本情報や通貨については、公的機関のサイトが最も信頼できます。(出典:外務省『大韓民国 基礎データ』)
最終的な予算の計算などは、ご自身の責任のもとで慎重に行ってください。
韓国語の電話番号の読み方とハイフンについて
意外と盲点になりがちなのが、電話番号の読み方です。
「旅行で電話番号なんて使うかな?」と思うかもしれませんが、最近の韓国ではカフェやレストランで順番待ち(ウェイティング)をする際、店先のタブレットに自分の携帯電話番号を入力して、カカオトークやSMSで呼び出し通知を受け取るシステムが非常に普及しています。
また、現地の友達と連絡先を交換したり、Wi-Fiのパスワードがお店の電話番号になっていたりすることも多いため、数字の羅列をスムーズに読み聞きできるスキルは必須と言えます。
電話番号を伝える際も、すべて漢数詞を使います。
韓国の携帯電話番号は、日本と同じように「010」から始まるのが一般的です。
ここで重要になるのが、数字と数字の間にある「ハイフン(-)」の読み方です。
日本では電話番号のハイフンを「090 の 1234 の…」というように「の」と読みますよね。
これと全く同じ感覚で、韓国語ではハイフンを「에(エ)」と読みます。
この「에」は、日本語の助詞「〜に」や「〜の」に該当する役割を持っています。
具体的な例を見てみましょう。
例えば「010-1234-5678」という電話番号があったとします。
📱 電話番号の読み方分解図
010:공일공(コンイルコン)
-(ハイフン):에(エ)
1234:일이삼사(イリサムサ)
-(ハイフン):에(エ)
5678:오육칠팔(オユクチルパル)
これをすべて繋げて読むと、「공일공 에 일이삼사 에 오육칠팔(コンイルコン エ イリサムサ エ オユクチルパル)」となります。
声に出して読んでみると、ちょっとしたリズムがあって心地よいですよね。
韓国のお店に電話をかける際や、自分の番号を伝える際には、この「에(エ)」を挟むことで相手にとって非常に聞き取りやすい自然な韓国語になります。
もしハイフンを言わずに数字だけを早口で羅列してしまうと、相手がメモを取るタイミングを失ってしまい、「えっ?もう一度言ってください」と聞き返されてしまうかもなので、一呼吸置く意味でも「에」を上手に活用してくださいね。
応用:韓国語の数字の使い分け①:漢数詞(日付・値段・電話番号)
基礎編で漢数詞の基本的な使い方やルールはお分かりいただけたかと思います。
ここからは一歩進んで、実際の会話でネイティブのように自然に聞こえるための発音のルールや、漢数詞ならではの特殊な読み方など、応用編についてじっくり解説していきますね。
ここを乗り越えれば、あなたの韓国語の数字スキルは格段にアップしますよ!
韓国語の数字である16の特殊な発音について
韓国語の漢数詞を学ぶ上で、初級者・中級者を問わず最大の難関とも言えるのが「16」の発音です。
基礎のルール通りに考えると、数字の10は「십(シプ)」、6は「육(ユク)」ですよね。
だから、10と6を繋げて「16」は「십육(シプユク)」になるはずだ、と誰もが思うはずです。
しかし、実際のネイティブの会話では、16は「シプユク」とは絶対に発音されません。
正解は「심뉵(シムニュク)」と発音されます。
初めてこれを聞いたとき、私は「えっ?シムニュク?どこから『ム』と『ニュ』の音が来たの!?」とパニックになりました。
なぜ「シムニュク」になるの?(発音変化のメカニズム)
少し文法的な解説になりますが、これは韓国語特有の「にえん(ㄴ)挿入」と「鼻音化」という2つの発音変化ルールが同時に、連続して起こるために発生する現象です。
🔄 ステップ1:ㄴ(ニエン)挿入
まず、「십(シプ)」のパッチム「ㅂ(プ)」の後ろに、「육(ユク)」のように「ヤ・ユ・ヨ」系の音が来ると、滑らかに発音するために無意識に「ㄴ(ニエン/n)」の音が挿入されます。
これにより、一時的に「십뉵(シプニュク)」という状態になります。
🔄 ステップ2:鼻音化
次に、パッチム「ㅂ(p)」のすぐ後ろに「ㄴ(n)」という鼻に抜ける音(鼻音)が来ると、発音しやすくするために前の「ㅂ」が「ㅁ(m)」の音に引っ張られて変化してしまいます。
これにより、最終的に「심뉵(シムニュク)」という発音に落ち着くのです。
理屈を並べるとかなりややこしいですよね。
言語学的に理解したい方は上記のメカニズムを知っておくとスッキリしますが、日常会話を目的とするのであれば、理屈は一旦横に置いておいて「16という数字を見たら、無条件でシムニュクと読む」と一つの単語として音で丸暗記してしまうのが一番の近道かなと思います。
この「16(シムニュク)」は、日常生活のあらゆる場面でトラップのように出現します。
「16,000ウォン(심뉵만 원 ではなく 만 심뉵천 원 / マン シムニュクチョヌォン)」「建物の16階(심뉵층 / シムニュクチュン)」「16日(심뉵일 / シムニュギル)」など、言えそうで言えない場面が多いので、ぜひ口に出して「シムニュク、シムニュク…」と練習してみてくださいね。
韓国語の漢数詞で起きる連音化のルール
日付を言う際、特に「日(〜일 / イル)」や「月(〜월 / ウォル)」の表現において絶対に避けて通れないのが「連音化(リエゾン)」という現象です。
韓国語の発音を滑らかで美しくしている正体が、この連音化です。
連音化とは、前の文字がパッチム(子音)で終わり、次の文字が母音(ㅇで始まる文字)で始まる場合、前のパッチムの音が次の母音の場所に移動してくっついて発音されるルールのことです。
英語の「Take it(テイキット)」と同じような感覚ですね。
特に漢数詞はパッチムを持つ数字が多いため(1:일, 2:이, 3:삼, 6:육, 7:칠, 8:팔, 10:십)、後ろに「日(일/イル)」がくっつくと、文字の見た目と実際の発音が大きく異なるケースが頻発します。
🗣️ 連音化(リエゾン)の変化例
📅 11日の場合
10(십/シプ) + 1(일/イル) + 日(일/イル)
→ まず「십」のパッチム「ㅂ」が後ろの「일」にくっつき「シビル」になり、さらにその「일」のパッチム「ㄹ」が最後の「일」にくっつきます。
結果:십일일(シビリル)
📅 12日の場合
10(십/シプ) + 2(이/イ) + 日(일/イル)
→ 「ㅂ」が後ろに移動して「シビ」になります。
結果:십이일(シビイル)
📅 25日の場合
20(이십/イシプ) + 5(오/オ) + 日(일/イル)
→ 「ㅂ」が後ろの「오」にくっついて「ボ」になります。
結果:이십오일(イシボイル)
連音化を意識しないと通じないかも?
日本人の感覚だと、相手に分かりやすく伝えようとして「イシプ・オ・イル」と一文字ずつ区切って丁寧に発音したくなりますよね。
しかし、韓国のネイティブスピーカーは常に連音化した滑らかな音(イシボイル)で言葉を認識しているため、逆に区切って発音されると「え?何日?」と理解してもらえないことがよくあります。
文字で書くときと、実際に声に出すときで音が大きく変わるため、頭の中でカタカナのルビを振るのではなく、連音化した後の塊の音として耳と口で覚えてしまうのがコツです。
自分の誕生日や家族の誕生日など、身近な日付を使って、連音化させた発音の練習を重ねてみてください。
韓国語で値段を言う際に1を読まないルール
買い物やレストランでお会計をする際、値段を言う(または聞き取る)ときに、日本人がついやってしまいがちな決定的な間違いがあります。
それは、大きな桁の頭につく「1」の扱いの違いです。
日本語では、10,000のことを「1万(いちまん)」、1,000のことを「1千(いっせん)」と、頭に「1」をつけて表現しますよね。
しかし韓国語では、大きな桁の頭にくる「1」にあたる「일(イル)」を読みません。
このルールは非常にシンプルですが、日本語の癖が染み付いていると、とっさの時にどうしても「イル(1)」と言いたくなってしまうんです。
金額を読むときの比較ルール
✅ 10,000ウォン → 일만 원(イルマンウォン) ではなく 만원(マヌォン)
✅ 1,000ウォン → 일천 원(イルチョヌォン) ではなく 천원(チョヌォン)
✅ 100ウォン → 일백 원(イルベグォン) ではなく 백원(ペグォン)
つまり、単に「万(マン)」「千(チョン)」「百(ペク)」とだけ言えば正解なのです。
では、少し応用してみましょう。
「11,000ウォン」はどうなるでしょうか?
日本語につられて「1万(イルマン)1千(イルチョン)ウォン」と言ってしまいそうになりますが、正解は「만 천원(マン チョヌォン)」となります。
同様に、「110,000ウォン」であれば「십만 원(シプマン ウォン / 10万ウォン)」となります。
このルールを知らずに、買い物の際にお店の人に「イルマン…」と伝えてしまうと、文脈から理解はしてもらえますが、「おや?外国人だな」とすぐにバレてしまいますし、少し不自然に聞こえてしまいます。
逆に、ここをスマートに「マヌォンエヨ(1万ウォンです)」と言いこなせると、一気に韓国語上級者のようなこなれ感が出ますよ。
財布の中のお札を見ながら、ブツブツと韓国語で数える練習をするのがとても効果的でおすすめです。
韓国語の電話番号におけるゼロの読み方
数字の「0」について、基礎編の最初で少しだけ触れましたが、実は韓国語には「0」の読み方が2種類存在します。
「영(ヨン)」と「공(コン)」です。
これも状況によって明確に使い分けられているため、ここでしっかりと整理しておきましょう。
まず「영(ヨン)」ですが、こちらは「無」や「絶対的なゼロ」、または数学的な概念としてのゼロを表す際に使われます。
例えば、天気予報で「氷点下(零下)」と言うときは「영하(ヨンハ)」と言いますし、スポーツのスコアで「1対0」と言うときは「일 대 영(イル デ ヨン)」と言います。
一方、もう一つの「공(コン)」ですが、こちらは漢字の「空(からっぽ・空間)」に由来しています。
単なる「記号としてのゼロ」や「桁埋めのためのゼロ」として使われることが多く、電話番号の「0」はこの「공(コン)」と読むのが圧倒的に一般的です。
日本の携帯電話番号は「090」や「080」から始まることが多いですが、これを韓国の友達に伝えるときは以下のようになります。
📞 携帯番号の頭3桁の読み方
090:공구공(コンクコン)
080:공팔공(コンパルコン)
070:공칠공(コンチルコン)
補足:部屋番号や口座番号のゼロも「공(コン)」
電話番号だけでなく、ホテルの部屋番号や銀行の口座番号に含まれるゼロも、同じように「공(コン)」と読むのが自然です。
例えば、ホテルの「201号室」であれば、「이백일 호(二百一号)」と読むこともできますが、日常的には数字を一つずつ区切って「이공일 호(イ・コン・イル・ホ)」と読むネイティブも多いです。
日本の「にい・まる・いち」という感覚と全く同じですね。
「공=まる」と覚えておくと使いやすいかもしれません。
自分の電話番号を韓国語でスラスラと言えるように準備しておくと、韓国の空港でSIMカードを契約するときや、お店の予約をするときなどに本当に役立ちます。
ぜひ、ご自身のスマホの番号を「コン・イル・コン・エ…」と書き出して、何度も声に出して練習しておいてくださいね。
総括:韓国語の数字の使い分け①:漢数詞(日付・値段・電話番号)
いかがでしたでしょうか。
今回は、韓国語学習者が最初にぶつかる壁である「韓国語の数字の使い分け①:漢数詞(日付・値段・電話番号)」に焦点を当てて、基礎から実践的な応用まで、かなりディープに解説してきました。
情報量が多くて、最初は頭がパンクしそうになったかもしれませんね。
漢数詞は、「6月(ユウォル)と10月(シウォル)の発音の例外」や、「値段の1を読まないルール」、そして多くの人が苦戦する「16(シムニュク)の発音変化」など、覚えるべき特有のルールがいくつか存在します。
また、常に「連音化」を意識して発音しなければならないため、文字で見るのと耳で聞くのとでは大きなギャップを感じることもあると思います。
しかし、一度その仕組みや発音変化の理由を理解してしまえば、とても論理的で分かりやすいシステムになっています。
何より、漢字の音読みがベースになっているため、日本人である私たちにとってはアドバンテージが非常に大きい分野でもあります。
特に今回ご紹介した「日付」や「値段」「電話番号」の読み方は、韓国旅行や推し活、日常会話など、韓国語を使うあらゆるシーンで一生使い続ける必要不可欠な知識です。
最初から完璧に言えなくても全く問題ありません。
慣れるまでは、街中で見かけた看板の電話番号を心の中で韓国語に変換してみたり、レシートの金額を韓国語で呟いてみたりと、日常生活の中で少しずつ数字に触れる機会を増やしていくのが上達のコツです。
焦らずに、ご自身のペースで少しずつ声に出して練習していけば、必ずネイティブのように自然に使えるようになりますよ。
最後になりますが、韓国旅行中のショッピングや、ビジネスでの重要な契約、ホテルの予約などで「お金」や「重要な日付」を扱う際は、リスニングの聞き間違いによる思わぬトラブルを防ぐためにも、口頭だけでなく紙に数字を書いたり、スマホの電卓画面を見せ合ったりするなど、視覚的にも正確な情報をしっかりと確認し合うことを強くおすすめします。
最終的なお支払いや契約などは、必ずご自身の責任で慎重に行ってくださいね。
これからもハングルライフでは、皆さんの韓国語学習のモチベーションがアップするような、そして実際の会話で本当に役立つ情報をどんどん発信していきます。
数字の壁を乗り越えれば、韓国語の世界がもっともっと楽しく広がります!
これからも楽しみながら、一緒に韓国語の勉強を頑張っていきましょう!

